草食動物の歯

草食動物は食す対象物が草木ですので、肉食動物にみられるような

大きな牙(犬歯)は存在しません。

草木を咬みちぎりやすいよう前歯は平たく、

奥歯(臼歯)も磨り潰しやすいよう平坦化しております。

肉食動物が縦に縦に咀嚼をするのに対し

草食動物は平坦な奥歯を使って横に横に咀嚼を繰り返します。

そのため犬歯が邪魔になり退化したとも考えられております。

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                    <evolution  骨から見る動物の進化より>

しかし『威嚇』や『身を守る』目的も有していた犬歯が存在しない草食動物は、

どのようにしてその役割を代用したのでしょうか?

それは目の位置と、角に関係しているようです。

草食動物の目は側面にあり、多くの動物が角を有しております。

側面に目が有ることでかなり広範囲の視野もち、草をむしりながらでも後方の天敵を警戒できます。

角が有ることで多種間に限らず同種間の争いにおいても威嚇し、相手を攻撃し身を守ることができるのです。

また面白いことに肉食動物における犬歯も、草食動物における角も、雄の方が雌より長く長い方が雌と

生殖する機会を得やすいという報告も有ります。

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 <evolution  骨から見る動物の進化より>