一般歯科
痛みと過不足のない治療
虫歯はご自身で痛みを感じる段階では、ある程度進行した状態であることが多く、そのぶん詰め物、被せ物など人工物で補う範囲が広範囲となるだけでなく、治療期間を要する場合も多くなります。 そのため、早期に発見し、早い段階での管理もしくは対応することがとても重要です。 初期段階では経過観察する場合もありますが、進行すれば、治療が必ず必要になります。進行状況により、処置方法、治療期間、治療費も変わってきます。 みどりが丘歯科クリニックでは、患者さんの状態に合わせた、痛みの少ない、過不足のない丁寧な治療を心がけております。
最新機器を用いた精密な診査
ごく初期の段階の虫歯や、歯の間の見えづらい部分の虫歯などでは、治療する必要があるかどうか、歯科医師によっても判断が分かれることがあります。当院では倍率10倍以上の拡大鏡による視診、被曝量の少ない規格された鮮明なレントゲン写真による診査、状況によっては、虫歯の深さや大きさを数値化することができるレーザー機器を用いて、より正確な診断を行なっております。 どんな場合も『見つけてすぐ削る』というわけではなく、進行状況に合わせて適切に『管理する治療』を患者さんの口腔内の状況に合わせ、個別対応を行なっております。
Stage 01.軽度の虫歯
| 状況 | 比較的小さな浅い虫歯 |
| 症状 | ない〜しみる |
| 処置 | レジン充填（直接詰める、プラスティック） インレー修復（型をとって作成する金属やセラミック） 予防処置 （極めて初期の場合経過観察を行う場合もあります） |
| 治療回数 | 1～2回 |
| POINT | 大きさ、広がり、部位によって異なりなりますが、１回の治療で白い詰め物で対応することも可能です。 しかし大きく広かったものや、部位によっては型取りが必要です。保険治療では銀の詰め物で対応し、治療回数は2回かかります。 |
Stage 02.中等度の虫歯
| 状況 | 虫歯が進行し、神経にまで及んだ場合 |
| 症状 | 温かいもので痛む、ズキズキする |
| 処置 | 神経を抜く処置 |
| 治療回数 | 2回以上。部位・症状により異なります （その後被せ物の処置） |
| POINT | 通常の浅い虫歯の処置よりも回数がかかります。神経を抜くことにより痛みから開放はされますが歯がもろくなります。できればここまで進行する前に治療を行いましょう。 |
Stage 03.重度の虫歯
| 状況 | 虫歯が進行し、神経が死んで根の中が感染してしまった状態 もしくは過去に神経を抜いた歯が感染して炎症を起こした状態 |
| 症状 | ない、うずく、咬むと痛むなど |
| 処置 | 感染根管治療（感染した根の中を綺麗にする処置） |
| 治療回数 | 部位や、症状によってことなりますが概ね4、5回 (それ以上かかる場合もあります。その後被せ物の処置） |
| POINT | 通常の浅い虫歯の処置よりも回数がかかります。ステージ2の場合よりも極端に温存できる健康な部分が減ってしまいます。 |
